制作工程のご紹介


事例は八角箱(雲竜紙 色:韓紅)です。すべての同じ工程で制作しています。

 

素材

素材はシナ合板、正確に切断した八枚の側面板と、正八角形の底板で構成されています。(しき板、箱などには桐材を使用しています)
 

組立

耐水性のボンドで組み立てます。
 

下地処理

木材表面に白色の下地塗料を塗装します。(下地塗装:3回)
 

下貼り(染紙を貼ります)

箱の全面に和紙を下貼りします。箱の内側は耐水性ボンド、それ以外は木工用ボンドで貼ります。 
 ・雲竜紙仕上げの場合、同色系の染紙を貼ります
 ・友禅紙仕上げの場合、未晒しの三椏紙を貼ります
 ・染紙仕上げの場合、同じ染紙を貼ります
 

上貼り(もう一枚和紙を貼ります)

和紙を上貼りします。箱の内側は耐水性ボンド、それ以外は木工用ボンドをで貼ります。
 ・雲竜紙仕上げの場合、雲竜紙を貼ります
 ・友禅紙仕上げの場合、友禅紙を貼ります
 ・染紙仕上げの場合、同じ染紙を貼ります
 

中塗り塗装(塗り始め)

透明な中塗り塗料を4回程度塗ると、和紙の表面の繊維が白い髭のようになってきます。
 

中塗り塗装(繊維を取り除く)

和紙の繊維に付着した塗料を取り除き、塗装面を平滑にします。
 

中塗り塗装(塗り重ねる)

塗料と表面を平滑にする工程を繰り返し、塗り重ねます。(中塗り塗装:10回)
 

仕上げ塗装(固い皮膜を作る)

耐摩耗・耐汚染性に優れた透明な仕上げ塗料を塗り重ね、塗装後は2週間程度置きます。(仕上げ塗装:5回)
 

制作日数 約1カ月半 塗装回数:18回程度、研ぎ:5回程度
取り扱い商品すべてにおいて同じ工程で制作しています。
 

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